読み物
2024/06/10 18:26
野良着の国内製造を地道に行うインディーズメーカーのSAGYOが、各地の独立系の名店主にインタビューするシリーズ。
第四回は2024年6月1日(土)から15日(土)までSAGYOの試着販売会を開催される千葉県鎌ヶ谷市の「waco」の小宮さんです。
衣類には記憶が残るなどと聞きますが、どういう場所で買うかというのはその後の服との付き合い方にもよい影響があるかと思います。「この服はどこどこで買った」という話題を着るたびに思い出して楽しくなるなら最高でしょう。
そんなわけで、お店で購入する楽しさを増す一助になればという願いも込めて各地の名店主をご紹介いたします。
今回の販売会の主催者、小宮さんが運営するwaco(わこ)は古道具店をされています。
暮らしの古道具と雑貨のお店ということで、”ふるいもの(古)をめぐらす(環)活動wacoの“わ”は『環』“こ”は『古』”(公式サイトより)がお名前の由来だそうです。
衣類には記憶が残るなどと聞きますが、どういう場所で買うかというのはその後の服との付き合い方にもよい影響があるかと思います。「この服はどこどこで買った」という話題を着るたびに思い出して楽しくなるなら最高でしょう。
そんなわけで、お店で購入する楽しさを増す一助になればという願いも込めて各地の名店主をご紹介いたします。
今回の販売会の主催者、小宮さんが運営するwaco(わこ)は古道具店をされています。
暮らしの古道具と雑貨のお店ということで、”ふるいもの(古)をめぐらす(環)活動wacoの“わ”は『環』“こ”は『古』”(公式サイトより)がお名前の由来だそうです。
くしくも、最寄駅の馬込沢、SAGYOディレクターの伊藤が、ブロック塀を人力で解体するイベントを開催した場所でもあります(『ブロック塀ハンマー解体協会』)。
<「waco」小宮さんメールインタビュー>
ーwacoさんはこれまで何回もSAGYOの販売会をしていただいています。一番最初にSAGYOの販売会をやってみよう!となったのはどういうきっかけですか?
普段は、主に古道具と言われる日本の古い生活雑貨を取り扱っています。 たまたま知人(FRASCO@広島)の紹介を受けてSAGYOを知ったのですが、SAGYOの"使い道を失い、眠っている生地を使い今の暮らしにあった衣服を創る"というコンセプトに共感しました。
暮らしを支えてきた古道具と、これからの暮らしを支える衣服とは非常に相性がいいと思いますし、トレンドに合わせて新商品を沢山作るのではなく、ユーザーの声を反映して時代に合わせて一つの形をアップデートしていく想いに非常に共感したことがきっかけです。
ー私たちにとっても、古道具のお店で新品の作業服を扱う、というのは新鮮でした!これまでに開催した時のお客さんの反応で印象深いことがあったらぜひ教えてください。
もともとSAGYOをご存じの方もお越しになるんですが、実物を試着して納得の上でご購入いただいています。SAGYOの品物を初めて見たお客様も、ブランドコンセプトをお伝えするととても共感いただくことが非常に多いのが印象的ですね。
いずれのお客様も試着したお声は着心地の良さを口にされます。
ーSAGYOの製品は素材感、着た時の動作性を重視しているので、実際に着るのが一番特性が伝わりやすいと感じます。古道具を愛好される方にコンセプトに共感してもらえるというのは、これまで意識したことがありませんでしたが、発見でした!ちなみに、ご自身が着用してみての感想や、気に入っているアイテムがあれば教えてください!
作業もんぺまくる(小宮さん裏方、表方ともに) ですね。
【waco裏方の小宮さんコメント】
古道具屋の裏方作業は、とにかくフットワークを軽く動くことが多いのですが、特に家具の修理メンテナンスでは、しゃがんだり立ったりする作業が多く、足回りがもたつくと場合によっては転倒する危険性があったりします。その点で、『作業もんぺまくる』は、ふくらはぎのリブが心地よくフィットして作業がとてもはかどります。
また、裾をぐぐっとまくり上げてもずり落ちてこないので道具の洗浄作業にもぴったりです。
【waco表方の小宮さんコメント】
やはり店舗運営でも、身体を動かす作業が多いです。特に企画展があるので、その都度、店内のレイアウトを大きく変更させていますが、その際は大きな什器を動かすこともしばしばです。来客もありますので、店頭での衣服には「動きやすさ」と「デザイン性」が必要になります。
その点で、やはり『作業もんぺまくる』はもも周りにゆとりがあり、動きやすさと履き心地を兼ね備えています。また、お客様からもかわいいパンツですねっておほめ頂くことも多々あります。 現代の作業着として、当店とは親和性が高いと思います。 実際に自分たちが着用して、心地よさを伝えていけるのもよいですね。
ー店舗は実作業も多いし、来客もあるしで「動きやすさ」と「デザイン性」の両方が求められる、というのはいい話を聞きました!SAGYOは現代の野良着がテーマなのですが、実際に農家さんでもマルシェやイベントなどハレの日に着用していただく方も多いと聞きます。
最後に、これは皆さんに伺っているのですがSAGYOに今後期待することがありましたら教えてください。
ーなるほど!それは着る時の気分的にも面白そうです。元々を辿るとモンペもインドの乗馬ズボンの影響があるかもしれない、とか最初はある特定の作業に特化した衣類から汎用性を持つようになった作業服があります。リサーチを続けてみますね!
(SAGYOディレクター伊藤から一言)
お店の運営は、来客対応もあれば物を動かしたりもするし、PC作業もあったりと多岐にわたるわけでその中でSAGYOの衣類はバランスが良い!という感想が改めて新鮮でした。専門特化しつつも応用力のある衣類をこれからも探求していきたいと思います。
商品解説の動画でも「作業もんぺまくる」を着用いただいています(Instagram投稿より)
===SAGYO千葉県鎌ヶ谷市waco販売会===
会期 : 2024.6.1(土)~6.15(土)
時間:12:00~18:00月
※火休み
※会期中日曜日も営業します。
会場: waco店内
〒273-0116 鎌ヶ谷市馬込沢3-34
東武アーバンパークライン馬込沢駅徒歩3分 駐車場1台あり
===SAGYO千葉県鎌ヶ谷市waco販売会===
会期 : 2024.6.1(土)~6.15(土)
時間:12:00~18:00月
※火休み
※会期中日曜日も営業します。
会場: waco店内
〒273-0116 鎌ヶ谷市馬込沢3-34
東武アーバンパークライン馬込沢駅徒歩3分 駐車場1台あり